どこのシェルターも、ワンコはこんな感じの 場所で新しい飼い主を待っている。
ハナのワンコ・サーシャは、アニマルシェルター(いわゆる保健所)から来たワンコ。サーシャを見つけるまでは、ハナの住んでいるシャーロット市やその近郊のシェルターに出掛けては、シェルターにいる全部のワンコを引き取ってあげたい気持ちをあとにしながら、でもやっぱりうちに合う子はいないんだよなぁ…という結果に終わっていた。
これは、ハナの旦那が今まで犬を飼った経験がないという、アメリカ人にしてはめずらしい人種なため、まずはしつけのしやすい
子犬を飼おうという理由から。
だって、いきなり犬のオーナー初心者マークの旦那に人生山あり谷ありの成犬をお世話させるっていうのも、酷な話しでしょう。
近場のシェルターを回りに回ってみたが、こういう時に限って子犬がいない。ハイまた来週〜となるかと思いきや、シェルターの人から「一軒一軒回らなくてもインターネットで探せるわよ。」と一言。
家に帰りさっそくインターネットで検索してみた。
なんて便利!里親を探しているワンコがみ〜んな載っているウエブサイトがあるんじゃないのぉ。そこで、子犬・小型犬・メスという項目をチェックし、検索エリアの部分にハナの郵便番号を記入してみる。
すると、ふむふむ、子犬がいるではないか。そして、なんとも可愛らしい子犬発見。全体は白いが、片目が黒いブチで覆われていてとても愛嬌がある。場所が、サウスカロライナ州(シャーロット市のあるノースカロライナ州の下の州に位置する)ではあるが、シャーロット市からはそこまで遠くもない。「電話してみよう!」と旦那。
旦那「インターネットで見た子犬のことでお電話しているのですが、○○という名前(この時点では、サーシャは違う名前で呼ばれていた)の犬はまだいますか?」
女性「はい、いますよ。うちは、Foster Familyなので、この子は兄弟と一緒に、私のうちにいるんです。母親もいますよ。」
シェルターで保護された犬でも、状況によってはFoster Familyの
もとで生活しているワンコも多い。(フォスターファミリー: 里親家族と訳すことも出来るが、犬達を完全に引き取るのではなく、飼い主が見つかるまで一時的に面倒を見てくれる家庭のこと)
Foster Familyは、通常下記のようなワンコを預かっている:
・小さ過ぎてまだ里子に出せない年齢の子犬
・子犬に授乳をしている母犬
・少々病気を患っている/怪我をしている犬
・虐待されていた犬
・何らかの理由で、シェルターの環境で生活することに馴染めない犬
旦那とFoster Motherであるその女性との質疑応答は、約20分程度で終了。(フォスターマザー: Foster Familyで、犬の面倒をみるお母さん的な役割をする人) そこのおうちにはサーシャの姉妹であるもう1匹のメスの子犬もいるということで、Foster Motherがその2匹を連れて、とあるペットショップで私達と面接に応じてくれることになった。
そう、面接である。犬を引き取ってくれるのであれば、持ってけ泥棒、誰でもOK!という訳ではなく、飼い主候補者が、飼い主に適任かどうかをきちんと吟味され大丈夫であれば合格となる。世の中、何を考えているのか分からない人、悪い人もいるし、やはりワンコの幸せな将来のためには、面接も必要なのだろう。
ということで、次は、いよいよワンコとご対面である。
(つづく)
シャーロット市にあるアニマルシェルターの正面
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